ストーリー
まばらに茂る木々のざわめき
朝日とともに鳥たちは歌い、光が街路の草花を照らす
そんな温かな雰囲気を持つ街のはずれ
木漏れ日が陰陽の絨毯を敷く1本の小道の先にひとりの少女が住んでいました
明るいけど、どこか抜けている、どこにでもいる普通の女の子
でも、たったひとつだけ、街の人たちが持たない特別な力がありました
いくつかの材料を合わせて、
まったく異なるものを作り出す不思議な力『錬金術』――
けれど、肝心の調合は失敗続き
錬金術について記した本も、習うべき師もいない少女の限界でした
そんなある日、少女は自らの意思で動き、言葉を発する不思議な本と出会います
錬金術の“知”そのものだと語る本と小さな錬金術士の出会いは
静かに、でも確実な、新たなる一歩となるのでした
錬金術の記憶を再生する旅
錬金術とは物質に耳を傾け、その声を聞き、その願いを叶え、形作ること。
本作では、ソフィーが錬金術の力を使い、記憶の大半が失われたプラフタのために、
その記憶を取り戻していくことが目的となります。
錬金術を駆使し、新たなレシピをプラフタに書き込むことで次第に紐解かれる錬金術の記憶とプラフタの記憶。
やがてプラフタが、かつて人だったことが分かると、ソフィーに大きな目標ができるのでした。
それは「プラフタを人の姿に戻す」ということ。駆け出し錬金術士ソフィーの物語がはじまります。
ソフィーの住む世界
時間とともに変わりゆく世界
ソフィーたちが過ごすこの世界では、朝が来れば生き物が活動をはじめ、日が落ちれば暗くなり、生き物も姿を消します。『ソフィーのアトリエ』ではそんな生きている世界を、時間の変化と共に感じることができます。
世界の変化
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材料の中には、朝や夜など決まった時間にしか採れないものもあります。
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採取した材料で調合を始めます。もちろん調合している間も時間は進んでいきます。
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いつもと違う時間に外出すると、普段会わない人と出会ったり、街のお店に変化が見られたりすることも……。
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夜はモンスターが活動的になり、日中より強いモンスターに遭遇することもあります。
変化する世界に生きる
時間の経過とともに、変わりゆく世界を感じることができる『ソフィーのアトリエ』。
街の人々にも生活があり、時間や天候によってその生活のパターンも少しずつ変化しています。
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時間や天候が変化する世界では、人々がどのような生活を送っているのでしょうか。
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時間経過のある『ソフィーのアトリエ』ではいろいろな時間帯、いろいろな場所で多くのイベントを楽しむことができます。ぜひともさまざまなイベントを体験しましょう。
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夜や雷雨の時間帯は、魔物の活動が活発になり、昼間には出遭わなかった強力な魔物も出現します。“いつもと同じ場所”だと安心していると、思わぬ危険な目に遭うことも……。
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時間や天気などで人の生活が変わるように、フィールドも昼と夜ではまったく別の顔を見せます。
意外な発見が楽しい採取
同じ採取場所でも、時間や天候が変わると採取できる材料が変わることがあります。
「いつもと同じ」と思っていたら、思いがけない材料を手に入れることも。こうした変化を感じることもできるのも、『ソフィーのアトリエ』の世界の楽しみのひとつです。
夢中になりすぎによる疲労蓄積に注意!
採取やバトルをずっと繰り返していると、少しずつソフィーたちは疲れていきます。
『ソフィーのアトリエ』では疲労(LP)があり、戦闘や採取を続けると、疲労がたまってLPが徐々に減少していきます。
疲れ切ってしまったソフィーたちはステータスが下がってしまいます。しかし、採取やバトルを続ければ続けるほど、よい材料が入手できるので、ときどきLPを確認しながら冒険を続けましょう。
いつでも情報の集う場所
キルヘン・ベルには一件のカフェがあります。ホルストという名の老紳士が営むこのカフェは、
昼はカフェとして、夜は酒場としての顔を持ち、昼夜を問わず人が集います。カフェは仕事の依頼を受けたり、
噂を聞いたりと、ソフィーの生活に関わる情報を集めることができます。
依頼を受けて人々を笑顔に!
噂の真偽を確かめる
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噂を聞くにはお金がかかりますが、新しい採取地の発見など多くの恩恵が期待できます。
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ホルストからは、依頼のほかに噂を聞くことができます。
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噂からは「見たこともない魔物がいる」や「材料がたくさん採取できる場所」など有益な情報を得られます。
ソフィーの1日を見てみよう!
プラフタの記憶を取り戻すために、錬金術を覚えようと日々頑張るソフィー。
そんなソフィーのある日の1日を追いかけながら、本作のポイントを見てみましょう。
ワールドマップ移動中はLPが減り、疲労がたまります。LPが多い時に遠くまで移動しましょう。
また移動中にサプライズが起こることも!?
採取地のアイテムは一度採取しても時間が経過すると、また採取できます。
さらに同じ場所で採取を続けると、採取数もアップ!
調合は、パネルをはめ込んだ数に応じてアイテムの品質が向上します。
また同じ色でパネルをはめ込むほど、効果が上昇しやすくなります。
夜しか採取できない貴重なアイテムも!夜は凶悪な魔物が多く出現するので、
LPや仲間の様子を見ながら夜の採取へと出かけてみましょう!
ソフィーたちの命の産声が聞こえるほど生命に溢れた世界。
行く先々でどんな出会いが待っているのでしょうか――
錬金術士としての成長
デキる錬金術士を目指す!
プラフタと出会い、本格的に錬金術を学び始めたソフィー。
はじめは調合もバトルも荒削りですが、レシピの発想による錬金術の知識の習得と、「“錬金術”で人を幸せにしたい」というソフィーの強い気持ちが、着実に彼女の力となっていきます。
かけ出し錬金術士ソフィー
序盤は錬金術の腕も未熟で、不安げな顔でプラフタから錬金術を教わるソフィー。
まだまだ作れるアイテムも少なく、性能も良くありませんが、経験を積むことで、少しずつ良いアイテムを作れるようになります。
調合・採取・バトルなどあらゆる経験を通し、
錬金術士として成長していくソフィー。そして…
成長を遂げ、やがて「デキる錬金術士」として成長し、認められたソフィーは、その証として、1着の特別な服を手に入れます。この特別で大切な服に袖を通したソフィーは、みんなを幸せにするため、さらなる錬金術の知識を求めて、世界へ飛び出していきます。
成長していくソフィー
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成長の過程で習得したさまざまなスキルも上手に使いこなそう!
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錬金術の知識をプラフタに書き込み、記憶を取り戻していくソフィー。彼女はプラフタの根底に眠る“錬金術”のさらなる記憶を呼び戻すため、知識を求めていきます。
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成長し、より遠くまで採取にいけるように。
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成長したことで、難しい調合も可能に。その結果、高度なレシピを発想できるようになります。
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高度なレシピで生み出した強力なアイテムで、より強いモンスターへ挑みます。
錬金術を通して成長する少女
錬金術を学び、多くの人々と出会うソフィーはどのように成長してゆくのでしょうか?
全てを変えた出会い
多くの人達に支えられてきたソフィー
アトリエで一人で暮らしていたソフィー。プラフタとの出会いが彼女の人生を大きく変えることになります。
ソフィーにはモニカ、オスカーという幼なじみの親友がいます。プラフタの指導で、本格的に錬金術をはじめたソフィーを助けてくれます。
モニカやソフィー以外にもソフィーを見守っている数多くの人々がいました。
ソフィーは亡き祖母のように錬金術で人々を幸せにしたいという夢を抱き、同時にプラフタの記憶を取り戻そうと一生懸命錬金術に打ち込みます。
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ソフィーの夢は錬金術で人々を幸せにすること。錬金術を学び、成長しても変わることのない強い意志を知ることができます。
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錬金術を知り、その力の強さと失敗することを恐れるソフィー。プラフタを失いたくない気持ちから、思わず弱音が出てしまいます。
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錬金術を本格的に覚え始めたソフィーはその力を使ってたくさんの人々の願いを叶えていきます。
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ある出来事でモニカを応援することになったソフィー。いつも助けてくれるモニカをしっかり応援しようと熱が入ります。
さまざまな表情を見せるソフィー
人々の役に立ちたい!プラフタの記憶を取り戻したい!という目標に向かって頑張るソフィー。
錬金術以外のこともたくさん経験することになるソフィーは、じつにさまざまな表情を見せてくれます。
ソフィーも普通の女の子!
いつも明るく笑顔の印象のソフィーですが、仲の良い友達や知り合いに対しては、自分の感情をストレートに伝えることもあるソフィー。相手を信頼しているからこそ見せる一面です。
いつも錬金術ばかり行っているソフィーですが、ピアノに興味を持ち、練習を重ね、褒められるくらいピアノを弾くことができるようになりました。ちょっと照れくさそうです。
序盤ストーリー紹介
すべてのはじまりとなる出会い
キルヘン・ベルの街はずれに錬金術士として1人で暮らすソフィー。
持ち前の性格の明るさと、仲の良い幼なじみに恵まれていましたが、肝心の錬金術はまったく上達しません。ある日、幼なじみのモニカの頼みで、薬の作り方が書かれている本を手にするのですが……。
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名前以外の記憶を失っていたプラフタですが、錬金術の知識を活かし、ソフィーに錬金術を教えることに。こうして2人(?)の奇妙な生活がスタートします。
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アトリエで1人、錬金術を続けるソフィー。しかし、独学では失敗続きでした。
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アトリエにやってきたモニカに、薬の調合を依頼されたソフィー。
ソフィーのおばあちゃんが持っていた本を頼りに何とか薬を完成させます。
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完成した薬を届けてアトリエに戻ると、薬を作るのに使っていた本が宙に浮き、言葉を話し始めたのでした。慌てふためくソフィーとは対照的に、その本は自分のことを“プラフタ”と名乗ります。
戻り始めた記憶と結ぶ絆
記憶を失っていたプラフタですが、レシピを書き込むことで記憶が少しずつ戻ることが判明し、頑張るソフィー。
徐々に戻る記憶と、次第に深まっていくプラフタとの絆。
プラフタが元は人間だったことが分かると、ソフィーはプラフタを元の姿に戻そうとある発想をします。
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プラフタが人間だったということを聞いてから、プラフタを元に戻したいといつも考えていたソフィー。
ある日、人形にプラフタの魂を移そうという大胆な発想をします。
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プラフタにレシピを書き込むことで、記憶が戻ることが判明し、俄然やる気になったソフィー。
次々とレシピを発想していきます。
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徐々に明らかになってゆくプラフタの記憶。その中でプラフタが元は人間であったことも判明します。
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“なぜ錬金術を学んでいるのか?”というプラフタの問いに、自分の想いを素直に答えるソフィー。
人の姿を取り戻すために
プラフタの魂を人形に移す。この大胆な発想を実現するため、ソフィーは多くの人に協力を求め、奔走します。
はじめは協力してくれなかった人たちもソフィーの姿を見て、手を貸してくれることに。
果たしてうまくいくのでしょうか……。
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完成した人形に必要な最後のパーツの材料を、ジュリオから教えて貰うソフィー。
プラフタを人の姿にする為、強力な魔物と戦います。
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プラフタが着る服の製作を依頼するソフィー。
ソフィーの想いを知ったレオンは最高の服を作ることを約束します。
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人形を動かすためのパーツ作りを断っていたハロルですが、ソフィーの本気を知ると、手を貸してくれることに。
今まで真面目に取り組んでいなかった時計作りに取り組みます。
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プラフタのベースとなる人形を完成させたフリッツ。
普段のイメージからは、まるで想像できない興奮した彼の様子も分かります。
新たな姿、新たな物語
多くの人々の協力を得て、ついにプラフタを人の姿に戻すことに成功するソフィー。
人の姿を取り戻した時、2人の新たな物語が紐解かれます。
想いと願いを形に
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人の姿を取り戻したプラフタ。しかし、ソフィーの最終目的はプラフタの記憶を全部取り戻すこと。
ソフィーは決意を新たにします。
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完成した人形にプラフタの魂を移すソフィー。
そこには多くの人々と、ソフィーの想いが込められています。
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失敗してしまうのではないかと不安だったソフィー。
一方でプラフタは、ソフィーを信じていたから何も心配は無かったと、その想いを伝えます。
記憶が事実になるとき
人の姿になったことでさらに蘇るプラフタの記憶。しかし思い出したのは、忘れてしまいたい程の不安な記憶ばかりでした。
そしてその記憶はやがて事実となり、ソフィーたちにさらなる試練を与えます。
キャラクターとの関わり
キャラクターを知る
ソフィーとプラフタ。錬金術を学び、記憶を取り戻し、そして人の姿を取り戻すためには、多くの人々の協力が必要不可欠です。そんな人々にもさまざまな意思や悩みがあり、彼らとの交流を通じて、その想いや夢を知ることになります。
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自信に溢れ、才能も技術もあるレオン。そんな彼女と交流を深めていくと、やがて彼女にもかつて“夢”があったことが分かります。
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プラフタの服を見に来たレオンと、いつも通りの表情のプラフタ。
しかし、ソフィーがプラフタの意外な一面を話してしまいます。心なしか、プラフタも恥ずかしそうです。
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歌について勉強するために、歌以外のことも知ろうと本屋にやってきたモニカ。
何事にも真面目に全力で取り組むことが、彼女の魅力です。
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植物と会話ができるオスカーは、植物のことを常に信じていました。
しかし、植物も人間と同じようにウソをつくことが分かり、オスカーはすっかり元気を無くしてしまいます。
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偉大な父親と比較されることが嫌で、真面目に時計と向き合わなかったハロル。
プラフタのパーツ作りを通して自分が必要とされていることを知り、時計と向き合いはじめます。
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コルネリアが量販店を開いた理由。それは有名になって父親を見つけること、そして自分の故郷について知ることでした。
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出会った時から何かとソフィーを助けてくれたジュリオ。ソフィーがプラフタを人の姿に戻した時、彼は自分の目的をソフィーに話し、あるお願いをすることに…。
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フリッツの夢とは、自分の娘とともに最高の人形劇を演じること。
そのために各地を放浪し、自分の知識と技術を高め続けています。
成長する仲間たち
ソフィーやプラフタだけではなく、互いに関わっていくなかでしだいに成長していく仲間たち。
本編とともに展開される彼らのエピソードの一部をお届けします!
植物の声と想い
八百屋の店番もそっちのけで、植物の声を聞くことに熱中していたオスカーは、さまざまな植物との関わりを通して見つけた目標に向け、少しずつ前進していきます。
きっかけは突然に
自分の隠れた趣味として歌を歌ってきたモニカ。歌うことで誰かを笑顔にできることを知った彼女に、大きな変化が起こります。真面目な彼女が選択する未来とは……?
動き始めた時計
天才時計職人だった父と、仕事に不真面目な息子。プラフタのパーツ作りをきっかけに、ハロルは少しずつ自分が本当にやりたいことを見つけていきます。
仲間たちの力
ひとりきりで旅を続けていたコルネリアは、ソフィーや多くの仲間と出会い、少しずつ心を開いていきます。仲間たちの力を借りることで、ようやく求めていた手がかりが……?
それぞれの想いや意思を知る
ソフィーやプラフタのために力を貸してくれる多くの仲間たち。
そんな仲間たちにもそれぞれ想いや意思があり、ソフィーは彼らとのエピソードを通して、それを知ることになります。
騎士の苦悩
常に人のために役に立ちたいと考えているジュリオは、それがただの自分の願望ではないのかと悩んでいました。しかし、ソフィーのアドバイスによって自信を取り戻します。
老練の探究者
プラフタの体となる人形を作成したフリッツは、その後も独自の研究を続け、ソフィーたちを驚かせます。そしてフリッツは、ソフィーとプラフタのふたりの絆に触れることで、新たな自分の夢を抱くようになります。
服の本質
街の人々に、ソフィーについて聞いて回っているというレオン。後日、レオンはソフィーの新たな服を携え、アトリエにやってきます。そして彼女は、服とそれを着る人のことを話しはじめます。
街の人々の交流
街の人々にもそれぞれ交流があり、ソフィーはいろいろな場面に遭遇します。ソフィーの力が必要になることがあるかも知れませんので、積極的に話しかけてみましょう。
新たなキャラクター登場
オスカーの母親の「マルグリット」と、ある目的のために研究を続けている「ナザルス」が新たに登場。
ソフィーたちを見守る者や、独自の道を行く者。それぞれに想いを強く持っています。
肝っ玉かあちゃん
八百屋を営むオスカーの母親、マルグリット。姉御肌で誰にでも明るく接し、息子には厳しいながらも、溺愛している様子を見せてくれます。
謎を残す白髪の紳士
人の目を忍んで何かを研究しているナザルスは、ある苦しみを抱えていて、ソフィーに依頼をします。彼の苦しみとは一体何なのでしょうか?
教えてプラフタ!
冒険ではいろいろなことが起こります。でも最初は何も分からなくて、危険なこともいっぱいです。
迷える駆け出し錬金術士のソフィーの質問にプラフタが答えます!