2016年、首都圏に突如出現した巨大な繭。
初めて確認されてから数カ月たった現在もなお、その正体は何ひとつ判明しておらず、
人々はこの正体不明の繭をフェノメノンと呼んだ。
ただひとつわかっていることは、フェノメノンの内側に取り込まれた人々は狂い、
殺し合いを始めるようになってしまうことだった。
業を煮やした日本政府は、突発的に出現するフェノメノンを収束するべく、
特殊部隊を結成した。
総務省情報管理庁管轄拡張現実特殊戦略隊群特別攻撃隊───
またの名を拡張少女系トライナリー。