【ダイブ】<だいぶ>
他人の精神世界(ジェノメトリクス)に飛び込むこと。人間の精神世界は高度かつ複雑に階層化されており、奥深くへ進むほどその人の核心へと近づくことになる。精神世界の深階層では、ときにその精神世界を持つ人物ですら気づいていない本当の気持ちが現れる。そのため、他人を自身の精神世界に受け入れるには、相応の覚悟と信頼関係が必要不可欠だ。
【チェイン】<ちぇいん>
人間同士の精神世界を連結すること。
これによって、互いに「想いの力」を利用し合うことができるため、チェインしない状態よりも強力な詩魔法を唱えることができるようになる。また、チェイン相手の想いも使うことができるため、相手の妄想した詩魔法をも使うことが可能になる。
そんな良いことずくめのチェインだが、もちろんデメリットもある。心をつなぐため、つないだ相手の心の内を読み取られる危険性が出てくるのである。もちろん作為的に読み取ろうとしなければ、普段から丸見えというわけではないが、それ故に互いの信頼関係は、チェインをする上で最も重要な判断材料となる。
これによって、互いに「想いの力」を利用し合うことができるため、チェインしない状態よりも強力な詩魔法を唱えることができるようになる。また、チェイン相手の想いも使うことができるため、相手の妄想した詩魔法をも使うことが可能になる。
そんな良いことずくめのチェインだが、もちろんデメリットもある。心をつなぐため、つないだ相手の心の内を読み取られる危険性が出てくるのである。もちろん作為的に読み取ろうとしなければ、普段から丸見えというわけではないが、それ故に互いの信頼関係は、チェインをする上で最も重要な判断材料となる。
【紡ぎ手】<つむぎて>
詩魔法を使える人間のこと。主にはフェリオンをシャールから護る組織「PLASMA」内の特殊部隊、ジェノメスに配属されている女性のことを指す。
【同調】<どうちょう>
同調とは『心を通わせる』こと。
すなわち、人間とジェノムの間で精神世界を共有する行為のことであり、それによってジェノムは人間の、人間はジェノムの力をある程度使えるようになる。
同調には『同調』『完全同調』『一心同体』という段階があり、段階が上がるほど、引き出せる詩の力は増大する。段階を上げるためには、人とジェノムが互いをより深く知り、受け入れることが必要となる。そのため、一朝一夕では成し得ることができない。『一心同体』よりもさらに上の同調形態として『唯我』というものが定義されているが、その境地に至った者はだれもない。
すなわち、人間とジェノムの間で精神世界を共有する行為のことであり、それによってジェノムは人間の、人間はジェノムの力をある程度使えるようになる。
同調には『同調』『完全同調』『一心同体』という段階があり、段階が上がるほど、引き出せる詩の力は増大する。段階を上げるためには、人とジェノムが互いをより深く知り、受け入れることが必要となる。そのため、一朝一夕では成し得ることができない。『一心同体』よりもさらに上の同調形態として『唯我』というものが定義されているが、その境地に至った者はだれもない。